DOMAINE GARDE

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テロワール(ブドウ産地)

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

テイゼ、または、穏やかな生活

ダヴィッド・ギャルドは、ブドウ畑に囲まれた丘の斜面に佇むテイゼの村を初めて見たとき、田園風景にぴったりと調和し、歴史を感じさせる黄金色の石壁を持った家々のその美しさに、魅了されました。”私の原点はここにある。と感じ、ついにここに帰ってきたのです。” 彼は今でも、その感覚に驚かされます。

素晴らしいテロワール

グランド・ブルゴーニュの歴史と大きく関わりのあるテイゼは、ブルゴーニュのアペラシオン(原産地を名乗る)を使うことの出来る、ボジョレー地方の42あるコミューンのうちの一つです。主に粘土石灰質で出来ている土壌の組成は、確かに、偉大なブルゴーニュのアペラシオンのそれと似ています。太陽の温かな光を蓄え、放出する黄金石は、一年を通して、ワインに更なるバランスの良さをもたらします。

王者の選択

コミューンには、赤ワインを製造するために、主にガメイとピノという品種のブドウが栽培されている一方で、ドメーヌ・ギャルドは、その土壌に最も最適なブドウ品種を用いて、優れた白ワインを製造しています。それがシャルドネです。格調高い品質であるシャルドネは、ドメーヌのブルゴーニュの白ワインが目指すところである、多様なニュアンスを持つ風味と、芳醇な香りをもたらします。

パーセル(区画)

ドメーヌは1ヘクタールごとの2つの素晴らしいパーセルに分けて整備されています。レ・モルギエール と ラ・ガレンヌは, 南と南東の違う角度から太陽光を受けているため、異なる果汁を抽出し、2種類のキュヴェを作り出すことが出来ます。2009年まで手入れされていなかったこれらの区画は、ガメイの栽培から始められ、全面的に再構築され、囲い付けや再植樹などをしてきました。ここは、古くからのブドウ栽培者が利用していた”カドル”と呼ばれる小屋の存在に示されるように、以前より、ブドウに特化したテロワールなのです。

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